霞立つ春日の里の梅の花・・・巻第8-1438、1660

訓読 >>> 1438霞(かすみ)立つ春日(かすが)の里(さと)の梅の花(はな)花に問はむと我(わ)が思はなくに 1660梅の花散らすあらしの音のみに聞きし我妹(わぎも)を見らくしよしも 要旨 >>> 〈1438〉霞が立つ春日の里に咲いている梅の花が咲いている。でも、花だけに対して物を言おうと思っているのではない。 …