大和の国のこころ、万葉のこころ
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白雲の竜田の山を夕暮にうち越え行けば・・・巻第9-1749~1750
訓読 >>> 1749白雲の 竜田(たつた)の山を 夕暮に うち越え行けば 滝の上の 桜の花は 咲きたるは 散り過ぎにきり 含(ふふ)めるは 咲き継ぎぬべし こちごちの 花の盛りに 見(め)さずとも かにもかくにも 君がみ行きは 今にしあるべし 1750暇(いとま)あらばなづさひ渡り向(むか)つ峰(を)の桜の花も折らましも…