山を味わう喜び、静かにつづる 若菜晃子さん「街と山のあいだ」|好書好日
「人生に山があってよかった」 そんな言葉をそっと置いて、本は終わる。湿った土の匂いがし、落ち葉を踏む音が聞こえてくるような、自然に身を置く喜びが伝わってくる山のエッセー集だ。 大学卒業から15年間、「山と渓谷社」で図鑑や登山雑誌の編...