「62歳、住所不定、無職」の新人作家・赤松利市さんが小説「らんちう」で書かずにはいられなかった“ロスジェネの相対的貧困”|好書好日

「62歳、住所不定、無職」の大型新人として、今年、文壇の話題をさらった赤松利市さん。デビューのきっかけとなった「藻屑蟹」では福島の除染を、続く初の長編「鯖」では時代の波に飲まれて破滅していく漁師たちを描くなど、常にその視線の先は、社...