温又柔さん長編「祝宴」 娘が揺さぶる父世代の価値観、相互理解へ「祈りを込めた」|好書好日

台湾生まれ、日本育ちの自身の体験を下敷きに、日本で暮らす外国籍の女性たちの物語を書いてきた作家の温又柔さん。新刊『祝宴』(新潮社)では、初めて父親の男性を視点に据える試みに挑んでいる。父娘関係を軸に、世代間の価値のせめぎ合いと相互理解...