本読みの芋づる
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60.『アンチ・グッドモーニング』
このブログで無意識に何度も書いてしまっている願望に、「私は私から逃れたい」というものがある。第175回芥川賞候補作の八木詠美『アンチ・グッドモーニング』にもそんなことが書かれていた。「私が私であり続けることのつらさ」が。 そしてそれは前回書いた村司侑『ソリティアおじさんがいたころ』と共通する「行き詰ま…