「坂の上の雲」 1969

感想 この小説を読んで一番イメージが変わったのは乃木希典だ。日露戦争の英雄としてではなく、戦争の下手な指揮官として描かれている。人格は出来た人だったようだが。彼が攻めあぐねて多数の戦死者を出していた旅順攻撃が、満州軍参謀の児玉源太郎の指揮であっさりと陥落してしまった。 ビジネスマンの必読書と言われる…