レーエンデ国物語 月と太陽 かわうそまんさんの感想 - 読書メーター
レーエンデ国物語 月と太陽。革命は成らず。レーエンデの解放、人々の自由を願う戦いは実を結ばなかった。残酷な物語。救いのない物語。悲しい物語。それでも誇り高く、愛に溢れた物語だった。真夏の太陽のような娘、テッサと月のようなルーチェ。銀呪の夜に磔台の上で命を散らしたテッサと、二代目法皇となり残虐王と恐れ…