【書評】本能寺の変の黒幕は秀吉と千利休!?『へうげもの』

主人公は戦国武将の古田織部。戦国と聞くと、合戦を想像するかもしれないが、本書は茶器を通じて武人たちを見る茶人の歴史マンガである。 茶器を通じて武人たちを見るとは、「明智光秀は信長様から貰った名物を使わなかった!これには謀反の意がある!」といった具合である。 千利休は、一切の無駄を削ぎ落とした美しさ「…