エンデのメモ箱(ミヒャエル・エンデ 著、田村都志夫 訳、岩波書店)

今日はミヒャエル・エンデの思想のかけらや、本人が振り返る記憶、物語になる前の物語を覗かせてもらえる「エンデのメモ箱」の話をしていきます。 着想を書きとめたメモや創作ノート、詩や短い芝居、辛口の文明批評、児童文学に関する日本での講演、生い立ちを綴ったエッセー、さらにはインタビューや手紙。百十数の短編か…