監督の目から見て、とても映画的だと感じられた小説の描かれ方とは。 『朝が来る』(辻村深月 著) | 河瀨直美 | 書評

『朝が来る』(辻村深月 著) 本書は、四章からなる作品である。第一章は栗原佐都子の現在。第二章は佐都子の過去から現在に至るまでの18年間の出来事。第三章は片倉ひかりの過去から現在までの8年間の出来事。…