花守の竜の叙情詩1

俺は、私は、この手を離さない――切なさが胸をしめつけるファンタジー! 王位継承に敗れた第二王子。そして、その王子の国が侵略した国の王女。支配した者とされた者。互いを憎みながらの長い旅が始まる――。「紅牙のルビーウルフ」の淡路帆希が贈る、宿命のファ…