好きな子の親友に密かに迫られている(角川スニーカー文庫)

「あたしのこと、好きにしていいよ。あの娘の代わりに」  俺は、強く気高く、そして微笑むと誰よりも可愛い初恋の人――夜咲美彩に幾度となく告白をしては、毎度玉砕している。  そんな諦めの悪い俺の前に立ちはだかるのは、夜咲の親友・日向晴。そして肝心の夜…