失われた西部ものの佳作『モンテ・ウォルシュ』

西部劇は山ほど見てきたが、それでもまだ見ていないのはまだまだあって、その中には重要な作品もあったりする。 先日、TSUTAYAでなんとなく借りた『モンテ・ウォルシュ』(1970)もそうだ。1970年ころになると、ベトナム戦争を背景とした厭世観、強いアメリカの陰り、ヒッピーなどのカウンターカルチャーの隆盛が映画にも影…