断想

バイトをクビになったあたりから、おれは密かに自らに禁酒を誓っていたのだが、知らぬ間にまた日常的に酒を飲むようになっている。 酒を飲むこと自体が悪いのではなく、酒を飲むことが自分にとって意のままにできないことになっているということが悪いのだ。気づけばおれは酔いどれて、畜生以下の何かに成り果てているのだ…