『Everyone Who Is Gone Is Here』アメリカ移民政策の失敗を中米からの亡命者や移民たちの物語から紡ぎ出す

バラク・オバマ前大統領による2024年夏のリーディングリストに挙げられている、ひときわ噛みごたえのあるノンフィクション『Everyone Who Is Gone Is Here: The United States, Central America, and the Making of a Crisis』*1は、アメリカと中米の移民問題について扱っている。 著者のジョナサン・ブリッツァーは、エル…