切り離すことができない同じひとつの光

Blue あなたとわたしの本 139 ふたりはテーブルをはさんで向かい合っている。 青年が質問を終えると、魔法使いでもある老人は、さっそく魔法を使いはじめた。 小説家たちがその生涯に記した作品を、青年の前に積み上げていったのだ。 次に画家たちが残した絵画も、同じように積まれていった。 音楽家たちの書いたメロデ…