松尾鉱山の貯泥池(岩手県八幡平)

松尾鉱山跡。貯泥ダム。 半世紀前の「東洋一の鉱毒」を今なお中和しつづける。 八幡平(はちまんたい)の中腹、標高900mのなだらかな山麓に、かつて東洋一といわれた硫黄の鉱山があった。 この松尾鉱山は1969年に廃坑しているが、その後、坑跡から出る大量の鉱毒水が赤川を経て北上川をも死の川にし、社会問題化した。 7…