鼎 文化遺産オンライン

 鼎(てい)は、肉などを煮で供献用(きょうけんよう)の料理を作るのに用いた鍋である。中国では新石器時代以来、三足のついた鼎や鬲(れき)が発達した。二里頭期にすでに青銅の鼎が作られていたが、本格的に発達したのは晩商期になってからである。商代...