鼎 文化遺産オンライン

 商代後期になると、太い柱足を鋳造(ちゅうぞう)欠陥を生じることなく鋳造する技術が発達した。また、実用品ではなく彝器(いき)として装飾が重要視されるようになり、全体に文様を飾るものも現れる。この鼎は商末周初期に相当すると考えられる大型鼎で...