無尽燈 文化遺産オンライン
江戸時代、灯火に使用されていた菜種油は、粘性が強く、芯への浸透が容易ではなかった。天保8(1837)年に田中久重により考案された無尽燈は、19世紀のはじめ頃、オランダ人によってもたらされた気砲(空気銃の一種)の原理が応用されている。