私たちは「善良」だったか? 『エール』の終戦が“被害者意識”の日本人に突きつけるもの | 文春オンライン

アウシュビッツ以後の世界で詩を書くことは野蛮な行為である、という20世紀に死んだ哲学者の古い言葉を、朝の連続テレビ小説『エール』で窪田正孝が演じる昭和の名作曲家を見ながら思い出していた。 ハイデガー…