「行かないではいられない」国家の密偵として西域に潜入、終戦後も各地を渡り歩き…第三者視点で書き直す“旅の記録” | 文春オンライン

西川一三の『秘境西域八年の潜行』は、戦中に密偵として西域に潜入し、終戦後もインド、ヒマラヤを渡り歩いた稀有な記録である。あの本を読んだ時の興奮は忘れられない。それは北極のカヤック行で浮氷に閉じこめら…