「いまだ成らず 羽生善治の譜」鈴木忠平|第3回 | 週刊文春 電子版

「休憩なしでこのまま指したい」。明らかに優位と見られていた名人米長はなぜ前代未聞の要求を行ったのか。第一章 時代の声 其の三「羽生さん、いかがでしょうか」 対局室に問い掛けが響いた。互いの鼓動が聞こ…