会社員は「仁義なき戦い」「日本沈没」に学べ

東宝と東映という二大映画会社の覇権争いを描いたこの新書は、戦後の映画産業が乗り越えてきた時代のうねりを感じさせる。二大映画会社の壮絶な首位争いを追っていくと、産業として発展する過程で、失われたものが浮かび上がる。