58 午後のシャンソン Chanson d'après-midi: 悪の花々 ボードレール

      58 午後のシャンソン 意地悪な君の眉毛が 変な様子を君に与え、 天使には似てないが、 蠱惑の眼をしている魔女、 私は君を崇める、オー私の軽薄女、 私のすさまじい情熱! 偶像に仕える 司祭の信心のように。 砂漠と森の 香りがする、君の硬い編み毛には。 君の顔は、謎と秘密の 色々な見せかけをする…