国鉄バス佐賀関線

昭和60年夏、かつて存在していた日本鉱業佐賀関鉄道の廃線跡を巡ってみた。幸崎から佐賀関半島の海岸沿いを走る国道から築堤や橋梁、トンネル跡を撮りながら「東洋一」と詠われた精錬所の大煙突と漁港の街、佐賀関へ着いた。車輌の居ない景色は物足りなく、汽車の見える幸崎へ戻ろうとしたその時、高台から駅のような雰囲…