エーデルシュティメ 003『学ラン男子の誤解と学ラン女子の青い思い出』

「だ、だからごめんって。てかなんで風呂場の内鍵をかけておかなかったんだよ」 「かけたもん! ちゃんと鍵かけてたはずなのに、なんで勝手に開けるのよ!!」 男子寮二号館、八九七号室。運悪く唯一の男子住民である大樹くんは、共同生活初日から覗きの嫌疑をかけられていた。思春期真っ只中の女子二人が暮らすこの部屋で…