アートと文藝のCafe
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柄谷行人の初期文芸評論三部作
自分の生き方にふと迷いが生じたり、思考が行き詰まったり、周りの状況が霧に包まれてきたように感じられたときは、必ず読み返す本がある。 『畏怖する人間』(1972年) 『意味という病』(1975年) 『マルクスその可能性の中心』(1978年) の3冊だ。 著者はいずれも柄谷行人(からたに・こうじん)氏。 初版が発表され…