かみさまの骨 | パノラマ寓話 powered by BASE

気付けば、ここに、独り。ただ、歩き続けていた――。触れるものすべてを滅ぼす、「かみさまの骨」が降り続く世界。生きとし生けるもの、あらゆる存在がひっそりと息絶えていく景色の中を、幼い少年、セスは歩き続けていた。自分はどこへいくのだろう。何のために、誰の為に、こうしているのか。疑問をもつことさえ知らない…