【パニック障害 体験記 #14】逃避に向けて|ブログ回顧録

鏡に映った自分はまるで他人のようだった。 吐き気とめまい、そして平衡感覚がなくなったようなふらつき。恐怖と絶望を感じた顔は、げっそりと頰を削っているかのようだった。 このままでは絶対にあの会議室に戻れない。 「じゃあぁ、どうすればいい?」 どこかへ行ってしまおうか… どこか遠くへ行けば楽になれるんじゃな…