『忠臣蔵 赤垣源蔵 討入り前夜』〜声を上げない忠義、雪の朝まで、黙って耐えた夜明け

『忠臣蔵赤垣源蔵 討入り前夜』は、1938年に公開された時代劇映画。赤穂浪士四十七士の一人・赤垣源蔵(享年35)を主人公に、討ち入りの前夜に訪れる“別れの時間”を描いた忠臣蔵。酒に溺れ、自堕落に見える日々の奥に、決して揺らがぬ覚悟を秘めた男の姿を、阪東妻三郎が体現している。 物語の核となるのは、いわゆる「徳…