リュミエール『工場の出口』〜物語ではなく、時間、映画は“帰り道”から始まった

『工場の出口』(原題:La Sortie de l’usine Lumière à Lyon)は、1895年公開のフランス映画。ルイ・リュミエールが監督・撮影・製作を務めた、世界初の実写映画である。舞台はリヨン郊外のリュミエール兄弟の工場。仕事を終えた女性たちが門から出てくる。それだけの、わずか40秒足らずの映像。そこには、映画のすべての…