星を追う子どもをつかみに〜新海誠の故郷・小海町

新海誠の4作目『星を追う子ども』は、死と旅がテーマ。死はさらに大きなものの一部になることであり、人間は動物や植物の命を奪い、それを食すことで生きている。動物や植物は命を人間に捧げることで、別の大きな存在に変わる。生きる側も生を奪われる側も儚い。弱肉強食という言葉があるが、本当は他の命を頂かないと生き…