『男はつらいよ 寅次郎と殿様』権威も自由も、恋の前ではただの風、敗北が人を結ぶ

『男はつらいよ 寅次郎と殿様』は、1977年公開の日本映画。山田洋次監督によるシリーズ第19作。端午の節句の鯉のぼりをめぐる柴又での小さな喧嘩から、寅さんはいつものように旅に出る。伊予の国・大洲の宿で出会った若き未亡人・鞠子(真野響子)との邂逅が、思いがけず大洲藩の殿様の末裔・藤堂久宗(嵐寛寿郎)との縁に…