『午前4時にパリの夜は明ける』80年代パリの夜を彷徨う粒子たち|CINEMORE(シネモア)

ミカエル・アースは80年代パリの夜を彷徨う粒子に思いを馳せる。シャルロット・ゲンズブールの演じるエリザベートは、子供たちの前では”母親”の役割を演じることもできるが、一人になった途端に脆く崩れ落ちてしまう。エリザベートというキャラクターの向こう側に『なまいきシャルロット』のヒロインの姿が滲んでいる。臆…