自分が生きている意味を実感したとき(鷺沢萠『「私」という「自分」』を読んで)。

母が銀行の取引明細の手数料が高いと言ってゴネる。郵便局と地方銀行が1通あたり540円なのに対し都市銀は月に何百円かで、調べる月分払うのだと言っても気に食わないと言う。領収書をコピーして送れとか面倒なことをさせる。こっちが説明しよとしてもガーッとまくし立てて切ってしまう。 こちらから電話をすると、再度、…