「無益な治療」論再考2:「医学的無益」と「分配(レーショニング)」 / 地域医療ジャーナル

私が「重症障害児者からの一方的な治療の引き上げの正当化論」として機能する「無益な治療」論の存在を初めて知ったのは、10年も前のことでした。米国テキサス州で1歳半の難病の男児からの生命維持中止をめぐって訴訟となったゴンザレス事件が2007年。カナダで、もともと身体障害があった...