脚本はあっても、ないようなもの。話がそれても脚本を変えていった映画とは?

日本の里山のイメージそのままの景観が残る、岩手県一関市の本寺地区。古くから根づいている、もちの文化を織り交ぜながら、実際にここに暮らす14歳の少女の1年を追う、みずみずしい映画『もち』。神事、冠婚葬祭、人生の節目、そして日常など、ことあるごとに登場するもち。監督・脚本を手がけた小松真弓さんは、一関の…