統計は事実への道しるべ。「誰かの価値観を傷付けたり、生活を否定する」ためにあるのではない|荒川和久/独身研究家・コラムニスト

「数字は嘘をつかないが嘘つきは数字を使う」とは、政治アナリストの伊藤惇夫さんがテレビ番組の中で発した言葉だと言われています。 数字を使って作為的に嘘をつく人もいますが、数字がわからずに、数字そのものを見誤って、結果として悪意なき大嘘をつく人もいます。 最悪なのは、自己の論を正当化するために、あえて…