Linux KernelにおけるCopy On Write(CoW)の仕組み(概要編)

はじめに Copy On Write(CoW)とは書き込みが実際に起こるまで、複数のプロセスが同じ物理メモリを共有し続ける方法である。もっと端的に言うと、書き込みが発生したら、そこで初めて該当のpageのみ遅延複製する1。Linuxでは、以下の2つの場面2で用いられる: fork()時の子processのメモリ複製。 mmapのflags 引数にMAP_PRI…