『青年の大成』 P25 山田方谷 十四歳 父や我を生み、母や我を育つ。 天や吾を覆い、地や吾を載す。 身・男児たり、宜しく自ら思うべし。 苶苶(でつでつ=疲れた様子。または、ぼんやりの意。)なんぞ草木とともに枯れんや。 慷慨、成しがたし、済世の業。 蹉跎(さた=志を得ず、思うにまかせないこと。)いかんともなせ…