『青年の大成』 P88 自分では志を持たぬのではないが、如何せん身体が弱い。不幸にして病弱なために勉強ができないと、いかに多くの青年男女が悲観していることでしょう。 一応もっともです。しかし甘い同情はなんにもなりません。むしろ気概のある者からすれば唾棄すべきものです。病弱は志の如何によっては、時にその逆…