『新編 漢詩読本』 P154 まことにこの世を辞せねばならぬ最期には、どうしても真実の自己が露顕して、言葉も短い迫切なものになる。散文的より韻語的になる。臨終の語、辞世の語を調べてみると、東洋の方に韻語的なものが多い。西洋の人物の方は多く散文的であるが、それでもやはり臨終の言葉には韻致が少なくない。西洋近…