『ハイデガー哲学入門ー『存在と時間』を読むー』を読んで。ー死についてー

昨日の記事の続きである。 daikosh.hatenablog.com さて、前回の記事では〈ひと〉について解説した。今回は、ハイデガーが考えた人間が生きる世界観の説明を通して、ハイデガーの人生哲学を紹介したいと思う。 まず、我々人間(実存、現存在)はこの世界に投企され(放り込まれ)、いつのまにか物心がつく。物心がつくとい…