Paul Bley: Blood (1966) まあこれでブレイのレコード蒐集は

1966年の欧州でブレイが吹き込んだアルバムは幾つかあるが、一番これが良く出来ているように思う。ライヴ盤は冗長で、集中力に欠いているように感じられるから。このアルバムでは、どの楽曲も短く、逆に曲や編曲の良さ、のようなものが直接伝わる。この時期、サヴォイでのFootlooseとか、曲想を中心に据えたアルバムのほう…