読書メモ「考えるごきぶり」奥本大三郎

奥本大三郎「考えるごきぶり」福武書店 考える蜚〓(ごきぶり) (中公文庫) 作者:奥本 大三郎 メディア: 文庫 中に内田百閒について書かれた短い随筆があって、それがおもしろかった。 小動物を相手にすると、そういう、人間の幼児以来の性質が、たちまち現れるのである。泣き虫の人、好奇心の強い人、冷淡な人、残酷な人、…