万葉集 船の上のシャウト事情

さ夜更けて 夜中の潟に おほほしく 呼びし船人 泊てにけむかも 万葉集 巻7 1225 真夜中、船に乗っている人間が「潟」で何かを呼んでいる。 何を叫んでいるのかは、聞こえない。呼ぶ相手が誰なのかも、分からない。 作者は、その船人が、ちゃんとどこかに停泊しただろうかと、心配しているらしい。 船人は、一体何を呼んで…