昼下がりの古代歌謡 

前回、「古事記」から、日本武尊(やまとたけるのみこと)の断末魔の歌を引用した。 その歌のなかで、「乙女」のベッド脇に「つるぎのたち」を置いてきた、ということを、日本武尊が名残惜しげに訴えていた。その「乙女」とは、「美夜受比売(みやずひめ・宮簀媛)」という女性である。 前回の歌の少し前に、その「美夜受比売…