湯飲みの横に防水機能のない日記
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和歌メモ(柿本人麻呂・万葉集)
今回は、柿本人麻呂の雪の歌。 沫雪は千重にふり敷け恋ひしくの日長き我は見つつ偲はむ (あわゆきは ちえにふりしけ こいしくの けながきわれは みつつしのはむ) 万葉集 巻第十 2334 ⚪︎沫雪(あわゆき)……積もることなく解けてしまう、はかない雪。 ⚪︎千重(ちえ)……幾重もの重なり。 ⚪︎日(け)……日々。 ⚪︎日長し(けな…